2023/7/7 ほとんどの人が低年収なのに増える結婚相談所

先日、とある新聞社さんから取材を受けました。こちらからプレスリリースの依頼を応募し、プレス内容に興味持って頂いて実現しました。

当相談所が拠点としている兵庫県の年収中央値は410万円と言われています。一番年収中央値が高いのが東京都で472万円、婚活女子が世間一般で普通としている500万にはほとんどの人が達することができず、兵庫県基準だと普通認定の年収を500万より少し下げたほうが出会える男性の視野が拡がるかもしれません。

そんな中、近年結婚相談所が増えてきました。私がマッチングアプリで婚活を初めた8年前は、主要な結婚相談所は近隣で1社だけでした。ネットで無料診断を受け、何度か電話での営業や郵送での案内がありました。その当時は、仕事も転々として収入は不安定でした。初期費用すら払えず断っていたのですが、何度か「入会できる状況になったのか」勧誘の電話はありました。

その時の私の結婚相談所のイメージは"押しの強い勧誘"と"価格が高すぎる"と言う事です。何とか初期費用を払えても、オプションの多さ、成婚料の高さにびっくりしました。オプションが多いと追加料金で費用は高くなります。またとにかく多くの人と出会うのが結婚への一番の近道だと当時私は思っていたため、プラン違いで検索出来る会員数が違うのが納得出来ませんでした。入会しても安価なプランでは上手くいかず会員数が増える高価なプランに変更するのが目に見えてます。私の計算では一年間活動して成婚退会したら50万円以上のプランに最終的になると想像しました。

そんな不安ばかりがつのり、当時私は結婚相談所を利用しませんでした。今もその結婚相談所は運営しております。それから8年後、副業や独立での開業のしやすさから地元でも結婚相談所は増えていきました。

私自身もこの仕事に夢や希望を感じ、本業で結婚相談所を運営することになります。立場が変わって感じたのは、"高いのは高いなりに理由がある"と言う事です。書類を提出して、最初のマッチング後の出会いまで仲人が介入する。私が何ヶ月もかけてマッチングアプリで何とか1人と出会ってたのを考えると、すごく効率的だと思います。私たちが皆さんの婚活に介入する期間は早くて6ヶ月くらいから1年ぐらいになります。なので当相談所も一年以内の成婚を目標にした成婚主義を掲げております。その私たちが介入する"おせっかいの時間"が結婚相談所の料金になるのです。

当相談所は上記の経験から全ての費用を活動サポート費としてまとめて初期費用にすることにしました。これにはお見合いをする(1人と出会う）度にかかるお見合い料も成婚料も全て含まれております。また追加オプションで他相談所さんが設定しているような、プロフィール作成の手伝い、お見合い写真の予約・同行、定期相談、第三者であるもう一人のカウンセラーへの相談、お見合いの同行・立会い・引き合わせも全て活動サポート費用内のサービスとして設定しました。

他の相談所より初期費用は高いですが、成婚しやすい真剣な会員さまが入会するようになりますし、初期費用の他に頂くのが8,000円の月会費だけなので、成婚後の何かとかかるお金が準備しやすくなります。1年間の成婚退会で当相談所で頂く料金は1人40万円以下を確約しております。

私たちの1年間の"おせっかいの時間"が当相談所の料金に妥当か、皆さまで他相談所と比べて考慮して欲しいと思います。結婚相談所は私たちのような個人経営の相談所を含め、現在増えてきています。相談所選びを間違えたという話もちらほらと聞きます。最初から1つの相談所に絞らず、料金、サービス、距離、さまざまな観点からあなたにあった相談所を選んで活動して欲しいです。